ほなみ会
職員研修プログラム
ほとんどの職員は未経験からのスタートです。
でも安心してください。
一人ひとりが「その人らしく」生きられるようにパーソン・センタード・ケアを目指す南風では、
職員の「その人らしさ」も大切にします。
私たちは一人ひとりに合わせた研修制度を用意しています。
入職時研修Ⅰ(7日間の座学プログラム)
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1日目
- 入社式・オリエンテーション
- 南風の仲間となる新入職員に対し法人理念や法人の事業構成、防災基礎知識等を簡潔に説明し、南風が目指す介護の方向性や業務の内容を理解していただきます。
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2日目
- 介護基礎研修
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介護マニュアル
認知症ケア
ユニットケア
接遇 等々
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3日目
- 医療・感染
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介護職員に必要な医療の基礎知識
感染症対策
医療器具の使用方法 等々
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4日目
- 口腔衛生
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口腔衛生の意味
口腔ケアの方法
食事と口腔 等々
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5日目
- 栄養
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高齢者にとっての食事
南風の食事
管理栄養士、厨房職員との連携 等々
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- 介護技術
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食事介助
移動移乗介助
入浴介助
排泄介助
環境整備 等々
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6日目
- 入居者体験
- オムツを着用し、車椅子やベッドで何もせずに過ごします。
ユニットに入る前にお年寄りの気持ちや暮らしている環境について理解することを目的としています。
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7日目
- 施設設備説明
- 入浴機械の種類、福祉用具の取り扱い、施設内の設備について理解していただきます。
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- 情報収集
- 担当する入居者の情報を収集します。
入職時研修Ⅱ(7日間の実践プログラム)
入職時研修Ⅰが終了後、担当ユニットでの研修を開始。早番・遅番・夜勤等の交代勤務を先輩職員に教わりながら始めます。
先ずは1勤務に対し5日間の研修からスタートです。
研修1日目
初日は先輩職員が介護するのを見学します。
研修2•3日目
先輩職員と一緒に動きながら業務を覚えます。質問は随時受け付けます。
研修4日目
新入職員が主な動きをして、先輩職員がフォローをします。
研修5日目
新入職員が1人で介護するのを先輩職員が見学し、業務の習得具合を確認します。
この5日間を繰り返し、徐々に南風の介護を習得していきます。
5日間で不安な場合はその都度研修期間を延長します。個々に合わせた研修体制です。
早番から遅番そして夜勤と徐々にできる勤務を増やしていきます。
入職時研修Ⅱを終える頃1人でユニットでの勤務が始まります。
プリセプター制度
プリセプター
指導者
プリセプティ
新人
アソシエーター
プリセプター指導者
入職後個々にプリセプターという指導者が付きます。
介護の技術や知識を習得した3年~5年の先輩が1年間を通し指導に当たります。
個々の顕在能力(知識・技術・態度)の開発・向上させ、併せて潜在能力を計画的・意図的に引き出すことを目的とします。
1か月~3か月に1回自己チェックを実施します。
知識や技術の習得具合の確認に併せて困っていることや悩んでいることをタイムリーに解決を図ります。
必要に応じてプリセプターと面談をします。
アソシエーターが随時関わりを持ち、プリセプターおよびプリセプティの技術面や精神面をサポートします。
施設内研修
学習発表会
ユニット毎に課題となっているテーマを抽出し1年間を通し学習をした内容をパワーポイントで作成し【1】導入、【2】実践、【3】結果の3回に分けてプレゼンテーションします。各ユニットに学習発表会の担当リーダーを決め責任を持って取り組みます。
介護職員勉強会
タイムリーな課題に対し、介護職員(ユニットリーダーを中心として)勉強会を開催します。
個々ではOFFJT(外部研修)で学んだことを発表することもあります。
持ち上げない介護のための福祉機器の使い方・オムツの上手な当て方・口腔ケアを見直そう・介護職員の接遇マナーとコンプライアンス 等々多岐に渡った内容です。勉強会を実施することで業務改善にも繋がります。
特養勉強会
特養3施設が主催する勉強会です。3か月に1回開催し、感染防止対策や権利擁護、事故対策等毎年同じテーマで勉強します。
3か月に1回特養3事業所の職員が会する貴重な時間でもあります。
法人勉強会
2か月に1回法人が主催する勉強会です。各事業所がテーマを決め法人全体での勉強会です。1年のスタートは必ず理事長の法人理念からです。毎年ここで法人理念の確認ができ、法人が目指す方向性が示されます。
他には、感染対策やコミュニケーション、防災について等毎年違ったテーマの勉強会を開催しています。
施設外研修
毎年度始めに個々の職員がどんな目標を持ち、どんな研修に参加してスキルアップを図りたいのか希望を取ります。
個々の希望と課題、業務の習得具合を加味し外部研修に参加します。
介護職員新人研修
薬の基礎知識
介護技術講座
認知症ケア
ターミナルケア入門 等々
新人職員
喀痰吸引等研修
防災研修
ターミナルケア応用
認知症介護リーダー実践研修 等々
中堅職員
ユニットリーダー研修
会議力向上講座
研修活用コーディネート
プリセプター制度 等々
リーダー職員
階層別研修
新卒の職員から管理職まで、ある特定の階層に対して、必要な知識や、技術を習得させることを目的とした研修です。
新規採用職員研修対象新規採用者(新卒者・中途採用者)
新規採用職員指導研修
目的
専門職としての自覚と意識の確立を図り、業務上直ちに必要な基礎的知識・技術を習得し、職場への適応性を養う
内容
約2週間をかけて、法人や施設・事業所の概要、医療、介護、倫理、身体拘束の廃止、認知症やターミナルケア、介護技術など多岐にわたり基礎的な知識に関しての研修を行います。
また、施設・事業所の理解を深め、さまざまな取り組みを学ぶために、法人内の施設・事業所での現場実習も行います。
新人フォローアップ研修
目的
業務遂行上の課題や、2年目に向けての自己の課題を明確にし、今後の業務に取り組む姿勢を育成する
内容
配属後、一定の職務経験を積んだ時期に実施します。仕事に対する慣れが出てきた頃に、再度、介護専門職としての基本的な知識や姿勢を振り返ります。また、自己理解を深めることで、自分自身の強みと弱みを知り、2年目に向けての基礎づくりのため、具体的な行動目標を立て、実践能力の向上を図ります。プリセプターとの定期的な面談、知識や技術の再確認を行います。
新人対象専門研修(外部研修)
目的
専門職として必要な知識・技術を習得する
内容
介護初任者研修、接遇マナーコミュニケーション、介護技術、認知症ケア、薬の基礎知識、医療の基礎、ターミナルケア入門講座等を行います。
初級研修~中堅研修対象2年目~5年目
2年目になるとある程度の業務を一人で遂行できるようになり、また、指導されていた立場から、徐々に指導していく立場になります。研修では、自己の特性を知るとともに、価値観や介護観、倫理観等の振り返りを行い、他責発想ではなく、自責発想を持って、業務を遂行していけるよう実践力の向上を図ります。
初級研修(2年目3年目研修)
/対象:2年目
目的
理念の振り返り、家族とのコミュニケーション、ケアプランについて、介護技術、利用者体験、栄養・厨房研修、接遇マナー等を行う
内容
約2週間をかけて、法人や施設・事業所の概要、医療、介護、倫理、身体拘束の廃止、認知症やターミナルケア、介護技術など多岐にわたり基礎的な知識に関しての研修を行います。
また、施設・事業所の理解を深め、さまざまな取り組みを学ぶために、法人内の施設・事業所での現場実習も行います。
中堅研修(2年目3年目研修)
/対象:3年目
目的
中堅職員が組織の中で求められている役割は何かを理解し、業務遂行上必要な知識・技術を習得する
内容
3年目になると後輩への指導場面がより2年目も多くなります。指導、教育の基本施術や面談を行う際のポイントについて学びます。中堅職員としての心構え、認知症ケア、ケアプラン、ユニット交換研修、リスクマネジメント、接遇マナー等を行います。
中堅職員対象専門研修(外部研修)
/対象:3年目~5年目
目的
指導能力やリーダーシップの強化など、中堅職員としての必要な知識・技術を習得する
内容
喀痰吸引研修、ユニットリーダー研修、中堅職員コース、多職種連携、プリセプター、ひもときシート活用等を行います。
上級職員研修対象5年目以上
上級職員研修
目的
組織力・人間力の向上を図る。業務遂行上必要な知識・技術を習得し、チーム力を高め、法人全体の発展に努める
内容
指導力養成講座、ユニットケア、フォローアップ、チームリーダー、リスクマネジメント、実習担当者研修、会議力向上、ノーリフトケア、メンタルヘルス等を行います。
管理者研修対象管理者(職務経験10年以上)
管理者研修
目的
管理能力の習得、向上
内容
管理者対象研修、リスクマネジメント研修、スーパービジョン研修、防災研修等を行います。
その他職員研修制度
プリセプターシップ
先輩職員(プリセプター)と新人職員(プリセブティ)とでペアを組み、1年間で指導目標が達成できるよう段階的な育成計画を作成し、日常業務を通じて指導を実施します。プリセプターは新人が専門職としての自信を定着できるように成長を支援します。
相談しやすい環境づくり、段階的な指導で内容の定着を図る。先輩職員は指導を行うにあたり、業務の振り返りができることや自分の行動を見られる側として自己を見つめなおすこと、教えることの難しさや大切さを感じることで視野を広げていける等、相互に成長できる機会となり、それが事業所全体の成長へとつながります。プリセプターにはユニットリーダーをはじめ先輩職員がフォローする仕組みをとります。