ほなみ会について｜社会福祉法人ほなみ会【新卒・中途採用サイト】

TOP Messageごあいさつ

このページをご覧いただいた皆様へもともと、自他ともに認める「経営と数学」の音痴だった私は、高齢者施設の運営を始めるにあたって、何百冊という経営専門書を読みあさりました。そして専門家でも一人ひとりの考えが違うことや流行の経営理論に振り回されてはいけないことを学びました。もっとも大切なのは一緒に働いてくれる職員であり、ゆえに自分たちで考えて判断するのが最善であるという結論に至りました。「南風」には、「管理」という名の支配は存在していません。また成果主義もありません。職員の能力を比べて序列を作るよりも、チーム全体の努力こそ評価すべきだと考えるからです。最終的に私が行き着いた運営方針は、一人ひとりの職員の気持ちと働きを邪魔しないということでした。どの職員も自分の考えを持っています。そして、どの人も他人のお世話が大好きです。だからこそ、この分野に飛び込んできたのです。放っておいても、一生懸命に高齢者のケアに携わってくれます。その姿には頭が下がります。ですから、一人ひとりの意見をきちんと受けとめ、自由に行動できる環境を用意するだけで、みんなが最善を尽くしてくれるのです。私にとって「仲間」こそ宝です。

社会福祉法人ほなみ会理事長

鈴木一夫

理念・方針

法人概要

Our Feeling私たちの想い

お年寄りの
「今したい」を叶える

穏やかな天気のいい朝に、一人のお年寄りがつぶやきます。「こんな日に散歩に行けたら、どんなに幸せだろう…」と。
心の優しい職員は、「もしよろしければ私と一緒に行きませんか?」と声をかけます。
お年寄りの顔からは笑顔がこぼれます。これこそがパーソン・センタード・ケアです。お年寄りの「今したい」を叶えるために、上司の許可を得てからの実施ではなく、「今」できるように体制を整えています。

「フォロー、支持」する
仕組みがある組織

日本の組織のほとんどはピラミッド型です。社会福祉法人でいえば、理事長を頂点に、事務長や施設長、課長や主任、リーダー、そして一般の介護職員。おおよそは最下層に入所者が位置づけられることになるでしょう。
これは、「指示、命令、許可」の仕組みです。これでは、南風が目指すパーソン・センタード・ケアは実現できません。私たちはこのヒエラルキーを逆転させました。
そうすることで、お年寄りを一番よく知る介護職員の判断を「フォロー、支持」する仕組みづくりが可能となるのです。

スタッフも「その人らしく」
働き続けるを叶える

私たちはパーソン・センタード・ケアを目指しています。
それは一人ひとりが「その人らしく」生きられるように援助することです。それを実現するためには、まず職員は周りから大切に扱われ、新しい知識や技術を学び、チームとして力を合わせ、そして一人ひとりが「その人らしく」働ける環境が存在しなければなりません。
つまり高齢者が「その人らしく」暮らすためには、職員も「その人らしく」働けることが不可欠なのです。