南風ブログ

　公民館や図書館に立ち寄ると地域の歴史が綴ってある文献が数多くあります。大切な歴史をきちんと文書化し保存してあるのです。
　でもこれで歴史が代々受け継がれていくかな～？心配です・・・。
　私自身公民館や町の図書館で地域の歴史にまつわる文献を見たことがありません。
　皆さんはどうです？
　
　しかし我々は仕事通して高齢者の方々から色々な話を聞くことができます。とても勉強になるんです！
　「えっ！初めて聞いた！」というような興味深い歴史が数多くあります。
　例えば・・・皆さん知ってます？
　「何で倉松町は”くらまつ”というのか？」
　「新津・米津の”津”は港を意味する？」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　などなど・・・。
　下手な歴史番組より興味深いですよ。次から次へと色々な話題が飛び出します。
　日々そんな話を聞いて・・・あるとき我々は気づきました！
　この手の昔話は今の介護保険利用者世代は知っていても、子どもたち（介護者世代）には伝わっていない。まして孫世代（30歳程度）は全く知らない。
　という事は・・・。
　あと10年もすれば歴史が途絶えてしまう可能性も！！
　そこで南風は「この興味深い歴史の数々を次世代にしっかり受け継いでもらいたい！」という想いをもって「地域の歴史をデータとして残す」活動を行う事にしました。
　インターネットでは小さな地域の歴史を取り上げているサイトはありません。また、公民館や図書館に眠る文献よりも気軽にアクセスできるのではないでしょうか。
　今月から半年一年をかけて、地域の皆様やご利用者様の協力を得て「わがまち倉松町」のページを構築していきたいと考えています。長期間かけてじっくりとまとめていきます。どうぞ皆様、お力を貸して下さい。よろしくお願いします。
　バザール南風など、このような活動を通して高齢者福祉以外でも地域貢献ができれば考えています。みなさんと共に歩む南風を目指して・・・。