職員からの手紙 letter

ほなみ会の一員である
職員からの特別な手紙をご紹介します。
新たな仲間や退職者からの
感謝と期待が綴られた手紙は、
ほなみ会の絆とともに
組織の雰囲気が伝わると思います。
彼らの言葉に触れ、
新たな章を始める一歩を
踏み出すきっかけになればと思います。

このたび、
ほなみ会を退職された鈴木さんより
お便りをいただきました。

鈴木さん、本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

鈴木さん
10年前、高校2年生の夏、介護実習でほなみ会と出会いました。

祖母の持病をきっかけに介護の道を選び、実習を重ねていく中で、
入居者さんにも職員さんにも笑顔が溢れ、私が抱えていた「施設」の印象とはどこか違ったアットホームで温かい雰囲気の南風に惹かれ、入職を決めました。

働きはじめて、あっという間にもう9年が経ちます。
〝くしゃっ〟とこぼれる笑顔や「ありがとう」という言葉、私が来るのを待っていてくれる入居者さん。
日々貰う、入居者さんからのパワーが働き続けている源です。

その中で、看取りというものにも何度も向き合ってきました。

「あなたらしく、その人らしく」
ほなみ会が掲げるモットーのように、自分らしい生き方や在り方を積み重ねてきた入居者さんを最期まで「その人らしく生きる」ことができるように。
私が、”今”を生きているように、その方も20代、30代を生きてきて…その人生の集大成の場面に自分が携わるということに、責任感・誇りをもって関わらせていただいています。

そんな、大切な時だからこそ胸が苦しくなり悩むことも多くあります。
でも、周りを見渡せば、一緒に悩み考え、相談し合ってきたユニット職員やフロア職員、
私が知らない専門的な知識を教えてくれる専門職の皆さん、相談に乗ってくれる同期や先輩方がいます。

みんなで考え、みんなで最善を尽くしていく。

常に入居者さんの笑顔や安心、その人らしく在るために、考え続ける。

そんなほなみ会で介護を学べたからこそ、介護の仕事ってこんなにも深くて、立派な専門職であり、こんなにも魅力的な職業であるということを、身に沁みて体感することができました。

“もっともっと、入居者さん、お年寄りのことを理解したい”
そう強く思い私は専門的な知識や技術を学ぶために、新しい一歩を踏みだします。


ほなみ会で働き、出逢った入居者さん、ご家族、職員、すべての人に感謝の気持ちでいっぱいです。
ここで働くことができて、ここを選んで良かったと心から思います。
ありがとうございました。

このたび、
ほなみ会を退職された榊原さんより
お便りをいただきました。

榊原さん、本当にお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

榊原さん
「あなたらしく、その人らしく」
南風の法人理念となっている【パーソン・センタード・ケア】の考え方は、
ここで働かせていただく職員である私も「自分らしく」いられるようにと想いのこもった願いであると、常に感じることができました。


新人の頃は、とてもコミュニケーションをとることが苦手で、私のことを知ろうとしてくれている同僚になかなか心を開けず、定時にすぐ帰るとっつきにくい新人だったと思います。しかし、入居者さんとの毎日の関わりの中で「あなたが来てくれると安心する」と言ってもらえた時、私が目の前のお年寄りにできることはなんだろう?と考えられるようになりました。

当時のリーダーが私の悩み事をじっくり聞いてくれたことも、大きな支えとなりました。私もそうですが苦手なことや足りない所がある中で、一方的に改められることや、指摘されるよりも良い所はどこか、もっと伸びるにはどうサポートするか、という風土があり安心して自分の位場所を見つけることができました。本当に感謝しています。

結婚し、子供が産まれてライフスタイルが変化しても、働き続けてこられたのは、子供のこと、家庭のことを一番に考えてね。という理解あったからこそで、子供を育てながらスキルアップしたいという考えを尊重していただき、母として妻として社会人としてそして1人の女性として自分らしさを貫きとおすことができました。

私の良さを見つけ、伸ばそうとしてくれる上司は、時に母のようで安心して話すことができました。

それぞれの持ち味を生かそうと年齢や経験関係なく高めあった同僚は尊敬しています。

何より入居者さんのありがとうと笑顔に何度もすくわれ、ご家族の「あなたがいないと困る」の言葉は本当にありがたかったです。

相談員として施設と在宅をつなぐ経験をさせいただきながら、在宅でその人の生活を支えることに興味がわきました。今まで周りに助けられ支えられてやってきたことが、どこまで自分の力となっているのか挑戦してみたく、退職することにしました。
自分の居場所となっていたここほなみ会を離れることは、とても心苦しくさみしいですが、私が私でいられたその自信が前に進める力となりました。
南風では、その人にしかない良さを見つけ、伸ばし、サポートすることが、あたり前のようにお年寄りとの関わりの中で職員同士行われています。
そのことがどれだけ存在を認めること、
「ここにいていいんだ」と思えるか。本当に有意義で大切な時間を過ごさせていただきました。


これからのますますの発展を願って、いつまでもみんなが自分らしくいられますように。
ありがとうございました。

このたび、
ほなみ会新入職員の大林さんより
お便りをいただきました。

大林さん、いつもお疲れ様です。

大林さん
「すごい、介護士ってかっこいい。身体一つでみんなを笑顔にできる。」
「自分の強みを活かせば活躍できる、今からでもキャリアを作れる」
これが僕の志望動機です。昔から介護福祉に興味を持っていたわけでもありませんし
特別なエピソードもありません。就職活動をするなかでこの業界を知り、南風に出会いました。

もう働き始めて半年が過ぎました。あっという間です。
当初はキャリアアップのためにっ!と思っていたのですが今は現場の仕事が楽しくて働く仲間も素敵で、現場で求められる介護士になりたい!って気持ちが大きいです。
まだまだ下手くそな自分でも入居者さんから「ありがとね」と感謝していただけるし、ちょっとした笑いや笑顔を作ることができます。介護技術はもちろんですが、入居者さんからの学びも多く、コミュニケーションの深さを体感しています。

世間からのイメージを変えて介護士の価値を上げる

ここで働きたいけど倍率高いから難しいって言われたい

未経験の身の程知らずの自分が大きなこと言って働きだしても、受け入れてくれる現場の仲間と組織に感謝しています。
何でも教えてくれます。何度でも納得できるまで教えてくれます。
自分もそうなりたいって思える先輩方ばかりです。


半年間ありがとうございました!これからもよろしくお願いします(笑)

介護業界に興味ある皆様!是非、介護職オススメします。
「介護って大変そう」って思っていませんか?
→どんな仕事も大変だと思います。

「給与安そう」って思っていませんか?
→賞与を入れて年収で考えましょう。

そして自分に見合った生活水準を見直して、工夫して
幸福度数を上げましょう。きれいごとじゃなくて
幸せになるためにお金はいるけど
お金=幸せじゃないって今、自分は思えます。